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上の句に何をもってきても必ずつながる『それにつけても金の欲しさよ』
中間に別の言葉を挟んでもそれなりにきこえる『鳴かぬなら~ホトトギス』
これは重そうだと思う荷物が地べたに置いてあり、それを持ち上げるのにこのくらいの力は要るだろうと予想をつけて持ち上げた時に、予想を遥かに下回る軽さだとだいぶ上まであがっちゃいますよね。
そんな『いらん力を注いだ』という感情を表現するために、このポストカードを作りました。
使用したポストカードは、銀色夏生『ポストカードⅡ』
今や絶版となっており、さらの状態は手に入りにくい代物です。
20年ほど前ピュアな少女たちの心の拠りどころだった詩人、銀色夏生女史には、その頃の根強いファンがいます。ファンの間で幻とされるこの『ポストカードⅡ』は通称「親ばかカード」といいまして、銀色夏生女史の著書の中でも著しく売れなかった一冊となっております。
よってこの本の存在は知っていても手に入れていないファンも多く、古本屋を探し回っているなんてファンがいるくらいなんですよ。
ブックオフでみつけてヤフオクで出品し、稼いでみてはいかがでしょうか。もしもブックオフで100円で見つけたなら、2~3枚ページが足りていないかもしれませんので、ご注意を。
高値で落札されたらそれに味をシめて、もっともっとセドっちゃおうとお思いになるでしょうね。
セドリというのは、この程度の情報量で化けるほど甘かぁございません。高値になる本の目利きが何よりも必要でしょう。
まずは本を大量に読むことから始めれば、損はしないと思いますので、頑張ってください!
アナタの大切なひとへこのカードを届けてもいいですか。
ダメですか。
あぁそうですか。
ある日私は公園で、ゴミ箱にこう書いているのを見ました。
ゴミはなるべく持ち帰りましょう
私はゴミを手に持ったまま3秒固まったものです。
…どっちやねん。
ゴミ箱が叫んでる!ゴミをなるべく持ち帰って欲しいと。
ゴミ箱として失格っつーか、ゴミ箱の本分を忘れてるっつーか。
なんだというのでしょうか、この中途半端な主張。
ゴミ箱にゴミを持ち帰るようにと言わせる、しかも「なるべく」という遠慮をみせて。
公園管理者よ、いっそのことゴミ箱を設置しないほうが潔いではないか。
心理的なことを読み取ると、こうゆうことでしょうね。
ゴミは持ち帰って欲しい…でもそのへんに投げ捨ててもらっちゃ困るからゴミ箱は設置する…でもこれは散らかされたら困るから、散らかすくらいならこのゴミ箱に入れてっていう意味で…フル活用してゴミをバカスカ入れてもいいって意味ではなくて…だからなるべくゴミは持ち帰って欲しいんですけどねぇ…。
はっきりせんかいっ!!!!!!
と言いたくなるのをグっとこらえて、私は言います。
ひとがよくて損をしちゃうひとって、なんだか見捨てられないんだよね。
見ててイライラすんだけど、どうしてもキライになれないんだよね。
呆れてウンザリするんだけど、やっぱ憎めないんだよね。
これが、人類愛というものなのかしら。
モヤモヤする気持ちとは裏腹に、なんだか愛情を感じてしまう、そんなフレーズを作ってみました。
さぁモヤモヤの気持ちを発散させるようにこう叫びましょう。
「どっちやねんっ!」
まァ、どっちやねん?
とにかく長い
名前負け
案の定
っぽい
もってけドロボー
どっちにしろ甘い
どっちやね~~~~んっ